こんにちは、ベンリースタッフです。
実は先日、草取り、つる草取りの依頼をいただいた依頼者様のお庭の木に鳥の巣がございまして、そこに一羽の鳥がジッとしておりました。
その木にもつる草が結構からまっていたので、申し訳ないと思いながらもあまり刺激しないようにつる草を取っていたところ、はじめのうちはこちらを威嚇しながら我慢していたようだったのですが、そのうち逃げていってしまい、またすぐに近くに戻ってきてこちらの様子をうかがっているようでした。
鳥のいなくなった巣には、小さな卵が2ケ残されており、仕事とはいえ少々心苦しい気持ちになったのですが、実はその一週間後、伐採と剪定の依頼をいただくことになり、巣があった木は伐採の対象となりました。
複雑な心境で当日を迎え、その木に近づいていくと親鳥の姿はなく、そっと巣を覗き込むとヒナが二羽孵っておりました。
小さな体をくっつけ合い、寒さのせいかそのヒナたちは震えておりました。
私は急いで隣の木を剪定して、ヒナを落とさないようにそっと巣を手に取り、剪定を終えたその木に移動させました。
巣があった木はその後伐採したのですが、最後まで親鳥の姿を見ることはありませんでした。
餌を求めて飛び回っていたのでしょうか・・。
親鳥はその後ちゃんと巣を見つけることができたのか・・気になるところです。
2016年